「名振漁港」は石巻市の北側にある船振湾の面する静かな漁港で山を越えないとアクセスできない為、訪れる人も
少ない。朝の漁業関係者の作業以外は静まりかえった漁村の中心で中央から1本、かなり沖だが左右から1本ずつ
合計3本の波止が出ておりどこからでもカレイなどが狙える。その中でも最も進入が容易なのは中央の「中波止」
1本のみで沖波止へは漁師さんに頼んで渡してもらうか、各沖波止の付け根にある小高い山の中腹の道から崖を下る
しか方法はないがその分釣り荒れもなく好釣果が望めるようだ。
そんな事からか多少危険を伴うが沖波止へ入る釣り人も少なくないという、、、。海底は完全なサラサラの砂地が
広がり変化に乏しいので航路筋や波止際の捨石周りを丹念に探る釣りとなる。地元の方の情報では牡鹿半島の北側で
釣れるのはほとんどマコガレイでイシガレイは少ないという。
※ このデータは2011年3月に起きた東日本大震災以前のものです。
季節 | 狙える対象魚 | ||
春 | マコガレイ | アイナメ | - |
夏 | キス | マゴチ | - |
秋 | マコガレイ | キス | マゴチ |
冬 | マコガレイ | アイナメ | - |
「名振漁港」は石巻市の北側にある船振湾の面する静かな漁港で山を越えないとアクセスできない為、訪れる人も
少ない。朝の漁業関係者の作業以外は静まりかえった漁村の中心で中央から1本、かなり沖だが左右から1本ずつ
合計3本の波止が出ておりどこからでもカレイなどが狙える。この「西大波止」へは車で漁港を西へ回りこんで
入るが波止付け根部には漁業関係者の作業場となっているので邪魔にならないように駐車しなくてはいけない。
港内は完全な砂地が広がっているが、沖向きにかけては地磯が近くに広がっているので根魚も期待できる。
ただし胸壁が高い為、沖向きを狙う場合はあらかじめ波止上部に手前で乗ってから歩いて進入することとなり幅も
そこまで広くないので注意が必要だ。ここでは大型マコガレイにアイナメ、ソイまで釣れる魚はどれも大きいのが
特徴らしい。しかし牡鹿半島同様、海水温の影響をかなり受けるので最悪1匹も釣れない時もある。
※ このデータは2011年3月に起きた東日本大震災以前のものです。
季節 | 狙える対象魚 | ||
春 | マコガレイ | アイナメ | ソイ |
夏 | キス | マゴチ | - |
秋 | マコガレイ | アイナメ | ソイ |
冬 | マコガレイ | アイナメ | ソイ |
牡鹿半島の北側、女川湾に面する「横浦漁港」は足元からドン深の海域で、その事から養殖筏にイケスなどかなりの
数が一帯に張り巡らされている。海底は砂泥底でおそらく漁業作業具などと思われるが、時々引っ掛かる部分も
あるがそこまで気にならない。
沖向きに突き出るL字波止は比較的幅もあり車で進入が可能だが、漁業関係者の車両も多いのでやはり波止付け根部に
ある駐車スペースに止めて歩く方が無難だ。先端まで10分もかからないし波止上ならどこからでも竿を出すことが
できる上、先端部は漁船の往来は非常に激しいので釣り難い点が挙げられる。道糸沈めも有効だろうがなんせ水深が
かなりあるので一苦労する!
シーズン中にはマコガレイやアイナメを中心に様々な魚種が狙え、厳寒期から明けにかけての水温が一気に下がる
時期においても、水深がたっぷりある事からここだけは釣りになる場合もあるようだ。
※ このデータは2011年3月に起きた東日本大震災以前のものです。
季節 | 狙える対象魚 | ||
春 | マコガレイ | アイナメ | ソイ |
夏 | マゴチ | ソイ | - |
秋 | マコガレイ | アイナメ | ソイ |
冬 | マコガレイ | アイナメ | ソイ |
牡鹿半島にある女川原発すぐ近くに位置する「塚浜漁港」は大規模な港で早朝になればものすごい数の漁船が一斉に
沖へ出港していく光景が印象的だ。当然ながらこの時期に投げてなんかいたらほぼ100%の確率で引っ掛けられるので
ご注意を!(※ 小さな遊漁船は波止スレスレの所を通っていくので。)
漁港内含め一帯はかなり水深があり漁業用具などが海底に沈んでいたりもして投げる場所を間違えると根掛かりが
多発する。一番ベストなのは沖へ長く伸びる大波止の最初の角から斜め45度先にあるイケスリングから手前にかけて
で、船道となってる上こちらも漁業用具捨てられてたり養殖で少々海底も汚れヘドロが沈殿しているが比較的
引っ掛かりも少なくスムーズな釣りができる。
女川原発から出る温排水の影響もあり周年水温が高めな海域で魚もたくさん寄っている。狙える魚はマコガレイ、
アイナメにソイなどが中心になるようだが、暗いうちは特にギスカジカがうるさいポイントなのでエサは多めに持参
することをお勧めする。ちなみにJCAはまだここではカレイなどまともな魚を撃沈していないので詳しくは不明。
※ このデータは2011年3月に起きた東日本大震災以前のものです。
季節 | 狙える対象魚 | ||
春 | マコガレイ | アイナメ | ソイ |
夏 | ソイ | マゴチ | - |
秋 | マコガレイ | アイナメ | ソイ |
冬 | マコガレイ | アイナメ | ソイ |
牡鹿半島の東側に突き出る半島にある小さな集落「寄磯浜」、その中心部になるのが「寄磯漁港」だ。
他の漁港に比べかなり水深があり港内外問わず最低でも20m近くと魚影も豊富だが、漁師さんがタコカゴを沈めて
いたり漁船の係留ロープやイケスブイなどがたくさん入っているので場所を間違えると必ず引っ掛かる。
また写真にある沖向きに突き出る防波堤は以前一文字であったが工事で陸続きとなり容易に進入可能となった。
水温が下がる時期を除けばどこからでも高確率で良型のマコガレイが釣れうようで、日本記録サイズも過去には
飛び出たくらいだ。防波堤先端寄り外向きの遠投で漁船などがいつも通る航路筋(水面にくっきり見えます。)付近に
地があるようでカレイ類が付いているようだが港内同様、船の往来には気を付けなくてはならない。
手前や港内は捨石も結構あり良型のアイナメや時々ナメタガレイまで来るのでいろいろ楽しめるポイントだ。
※ このデータは2011年3月に起きた東日本大震災以前のものです。
季節 | 狙える対象魚 | ||
春 | マコガレイ | ホシガレイ | ババガレイ |
夏 | マコガレイ | アイナメ | ソイ |
秋 | マコガレイ | ホシガレイ | イシガレイ |
冬 | マコガレイ | アイナメ | - |
「鮫浦漁港」は細長く奥まった形をしている事もあり、車道からは少々見つけにくいかもしれない。
漁業施設の前を横切り山肌に沿って走るとコンクリートの壁でゲートらしきものが設けられており、そこを通過
すると一気に広い護岸と「鮫浦湾」が開ける。先端部には小さな波止が出っ張りのようにありほぼ車横付け状態で
竿が出せるのが嬉しい。
船道を中心に探ればマコガレイが釣れるが海に向かって沖向き、左に寄れば寄るほど沈み根(岩礁)が多く根掛かりが
多発するし波止足元から10mくらいにかけては四角いコンクリート石が敷き詰められてあり、仕掛け回収の際に注意
したほうがよい。
じっくり観察すればわかるのだが、漁港の最奥部には小さな川の流れ込みがあり淡水が混じったエリアとなる為か
ハゼが非常に多く期待してしまうような大アタリが出てもハゼの仕業だった、、、ということも頻繁にあるので
あしからず。(笑)
※ このデータは2011年3月に起きた東日本大震災以前のものです。
季節 | 狙える対象魚 | ||
春 | マコガレイ | アイナメ | マハゼ |
夏 | マハゼ | マゴチ | - |
秋 | マコガレイ | アイナメ | マハゼ |
冬 | アイナメ | マハゼ | マコガレイ |
一見地図においても発見し難いのがここ「祝浜」かもしれない。
かなり小さな集落なので掲載がない場合が多いが41号線の途中にある「八幡神社」から鮫浦湾外洋に出る山道を
行けば標識があり発見できる。集落の突き当たりに一本の小さな突堤があるといった感じで周辺は砂ではなく完全な
ゴロタ石の浜。このようなコンディションからか岩礁を好むアイナメにナメタガレイが有望だ。
問題は竿出しができるのが突堤先端部のみとなってしまい、その一部からは船を係留するロープが入っていたりと
キャストできる方角も絞られてくるのでそこまでお勧めポイントとは言えない。
ただし普段からほとんど釣り人の姿もない上に、沖にはカキの養殖棚も入っているので当たりくじを引く可能性も
否めないのも確か。試されてみてはいかがでしょうか?
※ このデータは2011年3月に起きた東日本大震災以前のものです。
季節 | 狙える対象魚 | ||
春 | アイナメ | ソイ | ババガレイ |
夏 | アイナメ | ソイ | - |
秋 | アイナメ | ソイ | ババガレイ |
冬 | アイナメ | ソイ | - |
牡鹿半島において巨大な港の代表格でもあるのが「鮎川港」で近隣の離島「金華山」へのフェリーも発着する活気
あるエリア。さすがに大型船も入港することから港内外共に水深があり様々な魚が居ついている。
海底が砂泥底という条件から特にマコガレイが有望で優に50cmを超えるような大判も数多く仕留められている。
ピンポイントとしては大波止外向き一帯に点在する養殖棚やイケスリング周りだが、基本的に大波止は立ち入り禁止
になっており付け根部には柵が設けられている。とはいえ週末ともなれば、、、。また港内の定期船が出る桟橋周り
も実績場で夜も常夜灯で明るい為、半夜釣りで大型マコガレイを狙うキャスターも多いようだ。
足元の捨石にも良型のアイナメが居たりするのでいろいろ試してみるとおもしろい。
※ このデータは2011年3月に起きた東日本大震災以前のものです。
季節 | 狙える対象魚 | ||
春 | マコガレイ | アイナメ | - |
夏 | アイナメ | マゴチ | ソイ |
秋 | マコガレイ | アイナメ | ソイ |
冬 | マコガレイ | アイナメ | ソイ |
牡鹿半島の南側も複雑な地形となっておりたくさんの岬がありポイント選定だけでも候補がありすぎて困るほどだ。
「大室崎」もグネグネな山道を通り抜けてのアクセスとなるが、その分より一層人けも少なくのんびり竿が出せる
好ポイントで護岸から約150m前後に多くの養殖棚が並んで入れられており魚が集まっている。
足元手前から10m以内は石川県の能登島のようにホンダワラがかなりきつく茂っており釣りにならないが、それ以遠
はポツポツと岩が点在する砂底で水深も15mくらいはありマコガレイ、イシガレイといったカレイ類やアイナメも
期待できる。ただ、普段からほとんど車も通らないが道路脇から竿を出すことになるので周囲には十分気を配りたい。
ここのアドバイスとして養殖棚間のスペースも良さそうに見えるのだが、平行に並ぶように固定するロープが水中に
何本か入っているので仕掛け回収の際、間違いなく引っ掛かってしまう、、、このような事から養殖棚の手前を狙う
ようにキャストするのがベスト。
※ このデータは2011年3月に起きた東日本大震災以前のものです。
季節 | 狙える対象魚 | ||
春 | マコガレイ | イシガレイ | アイナメ |
夏 | マゴチ | アイナメ | ソイ |
秋 | マコガレイ | イシガレイ | アイナメ |
冬 | アイナメ | マコガレイ | イシガレイ |
牡鹿半島の南側に位置する「竹浜漁港」はひっそりとある集落。しかしマコガレイなどの実績ポインとして有名だ。
JCA自身、4月の上旬に入ってみたが荒れた後で水がかなり濁っており何も釣れなかったので検証できてないのが現状。
小波止先端から沖向きにはイケスが数個あり、その手前に仕掛けを落とすといいらしい。ただし付近はちょうど頻繁
に出入りする漁船の航路筋となる為、道糸沈めなど対策が必要。思っているよりイケスが手前にあるので
コントロールよく投げないとイケスに激突!ってこともありえるかも、、、
※ このデータは2011年3月に起きた東日本大震災以前のものです。
季節 | 狙える対象魚 | ||
春 | マコガレイ | イシガレイ | - |
夏 | マゴチ | - | - |
秋 | マコガレイ | イシガレイ | - |
冬 | マコガレイ | イシガレイ | - |
「荻浜漁港」はカキ剥き場が併設されたかなり広い護岸が印象的な漁港で係留してある漁船の間から竿を出すことが
できる。水深は浅く砂底がメインだが所々ホンダワラがきつく生えている部分があり根掛かりする場合があるので
注意!だいたいは岸から見えるのであらかじめチェックしてからキャストすれば問題ない。
大型は期待薄だが春には小〜中型マコガレイの数釣りが楽しめ、ホンダワラ際を狙えばアイナメも出る。
比較的湾奥部に位置する上、小規模だが沖に一文字も入ってるので風の影響をそこまで受けず逃げ場として候補に
持っておくのもいいが、水深の浅さがゆえに濁りや水温変化には弱くこれらに釣果が左右されるのでよく考えて
入りたい。また夜になるとドンコがひどいので覚悟が必要かも!?
※ このデータは2011年3月に起きた東日本大震災以前のものです。
季節 | 狙える対象魚 | ||
春 | マコガレイ | イシガレイ | アイナメ |
夏 | キス | マゴチ | - |
秋 | マコガレイ | イシガレイ | アイナメ |
冬 | マコガレイ | イシガレイ | アイナメ |
サン・ファン・バウディスタ号がここからローマへ旅立ったという言い伝えの残る「月浦漁港」は牡鹿半島の南側
付け根付近にある。周辺はカキの養殖が盛んで投げで届く範囲まで養殖棚が入っている。ほどほどに水深もあり
潮通しが良いロケーションということでマコガレイにイシガレイなどカレイ類を始め魚も豊富だ。
またちょうど漁港の向かいには「小出島」という小さい島があり風裏になって穏やかな時が多い。
実際、他のポイントが濁りや強風でダメな時でもここだけは竿を出せた経験もあり逃げ場として覚えておいても
よいかもしれない。沖向き一帯には石川県の能登島を思わせるホンダワラが入っており取り込み時には注意が必要。
※ このデータは2011年3月に起きた東日本大震災以前のものです。
季節 | 狙える対象魚 | ||
春 | イシガレイ | マコガレイ | アイナメ |
夏 | キス | マゴチ | - |
秋 | イシガレイ | マコガレイ | マゴチ |
冬 | イシガレイ | マコガレイ | アイナメ |
カキの養殖で有名な「万石浦」から石巻湾へ繋がる水道にあるポイントが「万石橋下」だ。
2号線(石巻鮎川線)からすぐの護岸となるので近くにはコンビニなどあり、おまけに車も横付けでき非常に嬉しい立地。
やはりイシガレイの聖地「渡波漁港」へ繋がる水道なので巨大イシガレイをメインにマコガレイなど様々な魚種が
狙えるが、実績的には数段に落ちるようだ。一帯で共通して言えることだが潮が動き始めるとかなりの量の流れ藻
が引っ掛かってき往生する。しかしこれを嫌がってたらここではまともに釣りはできないと考えたほうがいい。
※ このデータは2011年3月に起きた東日本大震災以前のものです。
季節 | 狙える対象魚 | ||
春 | イシガレイ | マコガレイ | マハゼ |
夏 | マハゼ | マゴチ | - |
秋 | マハゼ | マゴチ | イシガレイ |
冬 | イシガレイ | マコガレイ | マハゼ |
東北・宮城県のカレイ釣りのメッカと呼ばれている程有名な「渡波港」はシーズンになると連日必ず誰かが竿を
出している。ここでメインターゲットとなるのはなんと言っても巨大イシガレイで、ユムシやアオイソメの房掛け
などエサを大きく見せアピールする釣り方で仕留めることができる。ただし当たり外れが大きく全くアタリすらない
時も多々で、そういうことから毎日のように通い続け数打つ事ができる地元の人がやはり有利なようだ。
平均して水深は浅めで変化に乏しいが、場所によって大きなシモリがありその付近が格好の溜まり場となっている。
有名どころでは大波止中間点にある旧桟橋跡の「鉄板」が残っている部分から先端部にかけてで、船道を狙って
かなりの遠投をかけて狙うことになる。
水深はだいたい一定で5mあるかないかくらい浅く、おまけに頻繁に漁船の出入りがある為、道糸を引っ掛けられない
ように細心の注意が必要だ。また、とにかく流れが速い急流ポイントでもあり潮回りでは流れ藻がひどく往生する
ので覚悟して臨みたい。
※ このデータは2011年3月に起きた東日本大震災以前のものです。
季節 | 狙える対象魚 | ||
春 | イシガレイ | マコガレイ | マゴチ |
夏 | マゴチ | マハゼ | イシガレイ |
秋 | イシガレイ | マコガレイ | マゴチ |
冬 | イシガレイ | マコガレイ | マハゼ |
仙台市内から近い七ヶ浜町にある「代ヶ崎」は周辺では巨大な火力発電所のすぐ横にあるポイントで、遠投が必要
だが周辺に点在する小島群との水道は潮通しも良く水深がある事から魚影も豊富だ。イシガレイ、マコガレイを
メインにアイナメ他様々な魚種が狙えるようで道路脇から投げ竿を出している人をよく見かける。
ただし道路脇と言っても反対側は民家で生活路となっているので邪魔にならないようにしたい。
近くにはエサ屋をはじめ一部駐車できる空き地もあり、車を横付けして狙えるのでお勧めかもしれない。粒子の
細かい砂底に時々岩などのシモリが交じるといった条件だがなんせ藻が多いのが難点、、、間違った場所にキャスト
してしまうと大量の藻の塊が引っ掛かり往生する。
また、干満の差が激しく引き潮時には手前が一気に干上がってむき出しになる部分もあるので注意。
※ このデータは2011年3月に起きた東日本大震災以前のものです。
季節 | 狙える対象魚 | ||
春 | イシガレイ | マコガレイ | アイナメ |
夏 | アイナメ | スズキ | マハゼ |
秋 | イシガレイ | マコガレイ | スズキ |
冬 | イシガレイ | マコガレイ | アイナメ |