既製品では17Lのクーラーにもジャストフィットするよ〜なコンパクトな物もあります ♪
プロテインの除去方法は円筒形の内部にエアーポンプを用いて微細な泡を発生させ、泡と一緒に吸着した
たんぱく質を円筒上部に集めて排水チューブを用いて水槽外に排出する形で、その汚れた汚水はクーラー外に
設置する空ペットボトルに溜まる仕組みになってます。
と、ここまで説明だけを見てると凄いとこだらけなんですが、
特に着せ品の小型モデルの中では口コミなどでも書かれたりしてますが、ポンプのエアー量が少なすぎると働きが
悪くなる傾向にあるので強力なポンプを使った方がいいとゆ〜よ〜なインプレもあったり、、、となるとお手軽に
単1電池1本で動く毎分約0.45L程度の小型ポンプだと力不足になります。
まっ、人によっては強力ポンプを使わなくても非常に快適に作動中〜と超〜満足なインプレを寄せてらっしゃったり
とまちまちな所もあるんですが実際にアクア用品専門店に伺ってみるとどんな小型プロテインスキマーでも最低
60cm以上の水槽用のエアーポンプを使用するのが快適な動作環境を求める為には望ましいと、、、
やはりそれなりに強力なのが必要っぽい、、、
目安として90cm未満の水槽では1分間に1.5Lエアー量が適量とありましたので毎分2L送れるポンプなら大丈夫かな?
ちなみに毎分2Lのポンプは一般的にみなさんがアジ活かし用に愛用されている大容量モデルとなります。
写真には今回検証中のプロテインスキマー以外にもう1つ謎?のプラスチック筒のよ〜な物が写ってますよねぇ?
実はこちらもプロテインスキマーでしてネットでいろいろ検索しながら見よう見まねで自作した物、、、
ついでなんでこの2つのスキマーの性能の差など検証比較してみよ〜とねっ。ワクワク ♪ (笑)
この検証では2つの差を正確に比較できるよう両方共エアーポンプは強力でお馴染みの毎分2Lエアーを送り込める
大容量モデルを使用してエアレーションにおいては全く同じ環境で行っております。
まっ、比較と言っても元々の構造的から両者共異なってるんですがねぇ、、、既製品のスキマーは中に専用の
ウッドストーンが内臓されておりエアーを送り込む事によりコレが作動して泡を形成 → 水質をスキミングする
仕組みになってるのに対し、自作の方は筒の中にエアーポンプに付属しているセラミックストーンを縦に挿入して
泡を送り込む仕組みで同時に筒に開けた穴からエアーがクーラー内にも拡散します。
口コミなどではなかなか泡が出ないなどいろいろ書かれてた既製品の方も今回の検証では全く問題無く作動し
、きめ細かな泡を大量に形成しながらかなりいい感じでスキミング中!作動音が気になるのか?それとも他に何か
要因があるのか?多くのアジが興味深々にこのスキマー周りに集まってきて頭でノック、ノックしてます???
逆に自作のプラスチック筒の方には全く興味無し、、、(爆)
でも、みな凄く気持ち良さそうに泳いでますねぇ。
この状態のまま5時間以上放置し水質は非常に綺麗なまま保たれており、先に書いてました長時間ポンプを回してると
水面にゴッソリ層になってくる老廃物混じりの泡なども皆無!こりゃ想像以上の威力ですわ〜 ♪
当然、スキミングされた老廃物は、、、
はいっ、スキマー上部に設けられた排水口からエアーを送るホースとは別のホースでクーラー外の空ペットボトルへ
排出されているんですね〜。写真の中では白色のホースがポンプからエアーを送り込むホースで透明のホースの方が
コレに当たり、ろ過処理された後の汚れた水のみを泡と共に出ていってます。
ちなみに10時間以上回しててもペットボトルが満タンになる事は無いよ〜です。
実際に見てると分かるんですけどほんと微量な泡&水滴単位でスキマーから押し上げられて排出されてってます。
ペットボトルの中へはちょ〜ど鍾乳洞なんかで水がポタッ、ポタッ、、、っと落ちるくらいの感じかな?
例えばもう少し大容量のクーラーを用いる場合、更にろ過能力をアップさせる為に同時に2つスキマーを稼働させる
事が多いんですが、それでもクーラー外部の空ペットボトルは1本で十分対応できます。じゃあなぜここでは
空ペットボトルが2本も写ってるか?と言いますと、、、言うまでも無く既製品のスキマーと自作の物との性能比較
をしているからがゆえあえて別々にしてるんです!
丸1日ず〜っと稼働させた後、持ち帰ってきたペットボトルがコレ。
左が既製品スキマー、中央が自作のスキマー、そして右が単なる水道水。
ご覧の通り、プロテインスキマーから排出された水は見事濁っておりますねぇ!そのスキマー2つを比較してもやはり
既製品の方が高性能のよ〜で最も老廃物をたくさん集めて排出しているのが分かります。
ちなみにクーラー内の海水はろ過されていったわけですから、海からバケツですくった時より水質は良くなり
非常に透明度の高い水になってましたよん ♪
ただ2つの作動環境を細部まで比較すると、
既製品のスキマーはポンプから毎分2Lで送り込まれたエアーを外には微量しか逃がさずほぼ全てを筒内でろ過作業に
使われているのに対し、自作のスキマーは先にも書いてましたが、筒に開けた無数の穴からクーラー内にもエアーが
拡散してアジへのエアレーション効果も兼ねた上でろ過作業も同時進行している為、当然ポンプから送り込まれた
エアーも100%ろ過作業には使われてません、、、
それでもこれだけの老廃物を取り出せる性能があるのなら自作スキマーをダブルで稼働させたらスキマーのみで
エアレーションまで全てまかなえちゃうかも!?あはは、いろんな案が頭の中に湧いてきますが、せっかく購入
したのもありますから当面は既製品スキマーメインでいきましょ〜かぁ〜 ♪
■ vol.1: 塩イワシがクルクル回る〜
■ vol.2: サビキでエサのアジ確保
■ vol.3: アジバケツもこだわる所
■ vol.4: アジ活かしクーラー製作@
■ vol.5: アジ活かしクーラー製作A
■ vol.6: プロテインスキマー
■ vol.7: プロテインスキマー製作