「タマン竿」って知ってますかぁ?
“タマン”というのはご想像付くかと思いますが、ハマフエフキ = タマミの事でして主に沖縄方面で
呼ばれている地方名のこと!
本州と違い熱帯系の魚が多い沖縄において“タマン”と言えば老若男女誰でも知っている程超メジャー!
県のシンボル魚を決める際にもグルクンと争ったってのも有名な話、、、(※ ちなみにグルクンが勝者!笑)
そんなタマンは琉球料理の食材としても釣り対象魚としても人気があり地元の各釣具店はオリジナルの
専用ロッドを競って開発&販売し始めました。それがこの「タマン竿」なんです!
磯竿の如くしなやかなのに胴の粘りが非常に強く、エサをくわえると一気に暴走しだすタマミの怪力を竿全体
で受け止めねじ伏せる剛竿!今やタマン竿と言えば一つのブランド化され各大手釣具メーカーも独自の
ラインナップを打ち出しているくらい。
現在のところ振り出しがメインのタマン竿はそれぞれの戦闘スタイルに合わせて若干異なった仕様が
リリースされているものの、特徴はどれもほぼ同じ胴までグンニャリ曲がる強力な作りになってます。
それぞれの戦闘スタイル?
大まかに2パターンに分かれ「タマン竿」発祥の地・沖縄で例を挙げてみますと、
@ サーフや防波堤など足元が比較的フラットな戦場から
A ピトンと竿受けをセットして戦う足場の悪い磯場から
こんな感じでしょうか?
ここまで曲がります!
竿を胴からおもいっきり曲げ、その反発力でタマミを浮かす!
ご覧のよ〜に全く問題ナシに70cmオーバーのタマミをねじ伏せちゃいました!
"絶対に投げ竿で仕留めないと気が済まないっ!”ってなこだわりが無い限りこの「タマン竿」で戦う
方が掛けてからのやりとりもし易く、足元直下でアタった場合でも楽!そして何より一晩で下手すりゃ2桁
以上水揚げされてくる外道ウツボを抜き続けるのにも投げ竿に比べると負担が軽減できます。
竿がミサイルみたく突如吹っ飛んでいく、、、パワーとパワーの真っ向勝負がしたい!そんな願望をお持ちな
貴方は迷わず投げ竿で戦う事をお勧めしますよん!ただし、これでもかっ!って程入念にセッティングして
おかないと冗談抜きで三脚のアームや脚が折れたり、竿が海に突き刺さって行方不明になっちゃうので
ご注意あれ!(爆)奴は想像を絶する怪力の持ち主なんでねぇ、、、