仕掛け詳細データ

仕掛けキーポイント


● 天秤部が少しながらも遊動スタイルを取る為、食い込みが良い。

● 天秤自体が大きな装飾となるので集魚効果あり！？

● 三又サルカン使用時に比べ、ハリスと捨て糸の絡みがかなり減少。

● スナップ付きの天秤なので根掛かりがない戦場ではオモリをそのまま装着可。


市販の船釣り用ラッパ・スネーク天秤を用いた「ド派手！装飾天秤」で、東北の船釣りにおけるババガレイ
狙いの定番スタイルを投げ釣りに導入したい！と考え考案してみたもの。

ババガレイの習性として地磯の岩盤、防波堤、テトラポット等の複雑な根掛かり多発地帯にへばり付いて
いる事から、一般的な吹き流しスタイルでは狙い辛く“捨てオモリ仕掛”が主流となる。

“捨てオモリ仕掛”と言えば、三又サルカン等を用いるのがほとんどだがハリスを長めにとってしまうと
オモリ側の捨て糸へグルグルに絡み付いてしまう事も時々発生するが、その点この天秤はワイヤーハリスが
中通しされ強度はもちろんのこと、ほどよく張りもあってアームの役目も果たしハリス絡みは皆無。
作るのに手間と時間を要してしまうが、根掛かり時も高確率で回収できるので試してみる価値大！？






　作り方　

● 主軸部 作成

�@ ローリングスイベルの取り付け

ワイヤーハリスにローリングスイベルを通しスリーブで固定。

�A 連結部に保護用ゴムパイプを

2cmにカットした太〜中・ゴムパイプ(お好みのカラーで！)をスリーブと
ローリングスイベルのリングの上から連結部を覆うように被せる。

�B ハリス側の装飾を施す

大小様々なビーズや蛍光玉を使ってお好みの装飾を施す。

※ ババガレイにはブルー系がいいとも聞きますよっ！

�C ラッパ・スネーク天秤

ラッパ・スネーク天秤の両サイドに1.5cmにカットした太・ゴムパイプを
1cmラインくらいまで天秤部に被せ込んで長い方(ハリス側)から
ワイヤーハリスに通す。最後に反対側(道糸側)にも装飾を施して
先と同様にローリングスイベルを付けて完成！

上の写真は捨て糸＆オモリを装着したもので、天秤部がアームの役目も担っており遠投時などハリスが
他の部位に絡みません。また防波堤際、足元を狙う場合やそこまで底が粗くないポイントにおいては天秤の
スナップに直接オモリを付けて使用することもでき、一般に派手好きと言われるババガレイやアイナメ作戦に
おいてはより集魚効果も期待できるかもしれませんよぉ〜。(笑)

JCAもこの天秤仕様“捨てオモリ仕掛”でしっかり座布団ババガレイを撃沈しております！



ババガレイの煮付けは最高〜 ♪