カレイ作戦において吹き流しスタイルであれ、北海道仕様の先オモリスタイルであれ、戦場に応じて
1本針仕様にしない限り大概の仕掛には“エダス(枝バリ)”が付いております。これはカレイ仕掛けとして
定番的に確立された傾向で根掛かりが少ない or 皆無な戦場で1回で2箇所エサを同時に送り込み、頻繁に
動き回らないカレイに多方向からアピールする目的とあわゆくば2匹掛け〜！ なんてちょこっと贅沢な考えが
土台にあるに他なりません！

“エダス”の出し方って、、、考えてみればいろいろありまして、個人のこだわりによっても多数存在し
ごく一般的なチチワ連結の上に硬質パイプを被す方法から超マニアックなものまで、、、。(笑)
吹き流しスタイルではそこまで気になりませんが、力糸から直結でキャストする先オモリスタイルの場合は
特に重要視されるのがモトス上の結び目！これがあることでフルキャスト時に切れてしまったりとトラブルが
発生するケースもあるんです！




● やっぱりモトスとエダスの関係上理想となるのは、


�@ 結び目が少ない (チチワ作成部など含む)

�A エダスがモトスに絡みにくい

�B エダス、モトスともにねじれに強く撚りがかかりにくい

�C エダスを介してモトスにかかる力(負担)をできるだけ分散できる (モトスに対して接地面が広い！)

�D エダス取り付け部自体が丈夫

�E 再利用できたら、なお嬉しい ♪


挙げればまだまだ出てきますわ〜！

そんなワガママかつ贅沢な“理想のエダス”なんて作るのは不可能ちゃうん！？
JCAもず〜っとそう思っておりました。





● しかし、あったんです！理想に限りなく近いものが


東北〜北海道にかけての“船カレイ仕掛けなどで頻出するエダス法”、これがJCAがメインに愛用する
「吹き流しスタイル」にここまで相性抜群でフィットするとは想像も付きませんでした。


でわでわ、早速作成方法といきますかねぇ！

【パーツ類】

• KAZAX / スリーブ SS (内径1.2-外径1.8)

• 各種サルカン 6号あたり(Wクレンなら16号程度)　→ 一部スリーブに通らない物もあるので注意！

• TOHO / FIXPIPE(硬質カラミ止) 1.5mm

【工具類】

• カッターナイフ

• 下敷きなど → 机を傷つけないよ〜に！

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�@ スリーブにサルカンを通し、スリーブ上中央あたりで両サイドから硬質パイプを挿し
サルカンを挟み込む。この時わかり易いように硬質パイプはクリアーがお勧め！






�A 最後にスリーブからはみ出ている分の硬質パイプをカッターでカットして完成。

● あれれっ？ たったの2段階でできあがりですか！？


時間がある時に大量生産しておけば、スルっとモトスに通すだけでカレイ仕掛けの “最強エダス” が
あっという間に出来ちゃいますよん！

東北〜北海道では簡単に入手できるアイテムやパーツが関西など本州では発見困難な場合が多々
ありますのでわたくしめの地元・関西圏において取り扱いのあるパーツを用いて作成してみました。