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Since:2007/05/01

「サーフ三脚 DX3」を長持ちさせる為にKODAWARI TACKLE






 概要 



JCAも投げ釣りを始めてこれまでいろんなタイプの三脚を試してきましたが、現在のところ一番お気に入り?
しっくりくるモデルとして落ち着いているのがこの第一精工「サーフ三脚DX3号」

三脚に限ってはメーカーより何より最も使い勝手が良いと感じる = サーフや防波堤、磯などといった様々な戦場
が存在する中で自分自身の戦闘スタイルに最もオールマイティーに対応してくれるモデルをチョイスするのが
ベストと思うわたくしめは「DX3号」の、



軽量&コンパクトで遠征含め持ち運びが楽。

フラットに整地されたコンクリート上においても脚が広がり過ぎずしっかりグリップが利く。

各脚2箇所に設けられたロックシステムで微妙な長さ調整が可能。

アームの凹が深くロッド置いたままでスムーズなサビきが可能。



このような特徴にメリットを感じております。


これはあくまでJCA個人の評価なのでみなさん各自お気に入りの三脚を使われるのがいいと思います。
また、当然の事ながらこの「DX3号」にも脚の広がりが鋭角な為、突風に弱いという事や使用していくうちに
可動部が錆びたり甘くなってきたりと幾つか弱点があるのも確か! なかなか理想の逸品は無いね〜、、、

今回ご紹介するのは、事前に三脚へ補強を施しこれらの弱点を出来る限り抑止 = 「DX3号」をトラブルレスで
長持ちさせようとわたくしめが試みている方法です。 でも、、、大した事ないよん!(笑)




 補強アイテム 



ゼリー状瞬間接着剤、防水シール
3本のアルミパイプから構成されるDX3号の各脚は2箇所に
設けられた黒いロックノブシステムによって可変するように
なっています。しかし、購入時のままではこのロックシステムと
アルミパイプとの接着が甘く使用してくうちにすっぽ抜けたりと
支障が遅から早かれ必ず出てきます。

これらのトラブルを未然に防止する為には接着部をより頑丈に
接着補強する必要があり、盛り上げ接着&硬化が可能なゼリー状
アロンアルファ(スーパー液付属の方が強力!)と海水の影響を
最小限に抑えれる水まわり用防水シールなどシリコン系樹脂が
この補強には活躍してくれます。






ステンレスなべ小ねじ・M4×30
三脚とアーム部の取り付けに用いられているネジ、およびナットは
購入時には真鍮素材が使われておりいくらこまめにメンテナンスを
していてもあっという間にサビが出てスムーズに動かなくなりがち。

今回ご紹介する補強では購入後、新品の段階でサビ難いステンレス製
のネジとナットに交換している。このネジセットはホームセンターで
入手できサイズは「M4×30」がジャストフィット!

ただ、気を付けなくてはならないのが、同じサイズでも“なべ型”
“トラス型”の2種類のネジが存在し、ネジ埋め込み式を取るDX3号
の穴には“なべ型”のみしかはまらないので間違わないようにすること!





 補強の手順 

● 三脚部 補強


@ アルミパイプとロックシステム接着部


各脚2箇所に設けられた黒いロックシステム、および一番先の接地ピンと
アルミパイプの接着部(写真で綿棒が指す3箇所!)にスーパー液を塗り
上からゼリー状瞬間接着剤で盛り上げ接着する。

A 更に上から防水シールで補強


@で盛り上げ接着した部分の上から更に水まわり用防水シールを少し多めに
塗る。ここではマスキングテープなどで補強の必要ない周囲を覆って
おけば後で作業がし易い。

B はみ出した余分なシリコンを取り除く


十分に硬化させてからマスキングテープを剥がし、はみ出した不要な
防水シールをカッターなどで綺麗に取り除いて完成。

※ 補強部にある程度盛り上げが残るようにすること!



● アーム取り付け部 補強


@ アーム取り付け部のネジ交換


アーム取り付け部のネジおよびナットをステンレス製のものと交換。
最後にナット側の窪みを上から防水シールで埋める。

A 完成


以上で補強作業は終了。最後にお好みに応じて蛍光シールなどを貼って
おけば夜間に視認性が良くお勧めですよっ!


バナースペース

タックル

■ vol.1: ラインシステム
■ vol.2: 力糸と仕掛け連結法
■ vol.3: シンカーもいろいろ
■ vol.4: THE 夜戦!
■ vol.5: 「サーフ三脚DX」
■ vol.6: 投げ専用!改造背負子
■ vol.7: THE 磯投!