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Since:2007/05/01

チモトの発光玉は光ってますかぁ?KODAWARI TRIVIA






何やらややこしい英語表題が付けられた物もあれば、おもいっきり日本語でそのまま!的なネーミングの物まで
同じ用途の製品でも発売されているメーカーによって見た目、大きさ、電力供給方法が異なり、その上、結構種類も
たくさんリリースされているのがこの“超小型LED UVライト”。発光玉を始め畜光力を持たせたワーム、ルアー
など様々なカテゴリーの釣りにおいて広く愛用されている小物じゃないでしょうか?

もちろんこれらは夜戦なんぞで周囲を照らすキャップライトの用途でなく、、、あはは、そんなの誰でも分かってる
って?(笑)特殊な紫外線で発光玉など畜光力の持つ物、夜光塗料が塗られた部分を光らせる為のアイテムでして、
専ら真っ暗な夜間に重宝してくれます。



投げ釣りにおいては専らチモトに入れた発光玉などを光らせるのに用いられており、エサ交換時に手元を照らして
いるキャップライトの明かりや常夜灯の力でも発光玉によってはうっすら光り出すものの、それじゃ光力や持続時間
があっという間と限られてくるのもあり、このUVライトを照射して強力に強制発光させるってわけです。



市場に一般的に流通している製品の中では、仕様用途および性能的には似たり寄ったりですが大きく分けると、2つに
分類されます。まず初めに種類も最も多く比較的安価で入手できるお手軽なコンパクトモデルは電源供給媒体に、IEC
規格CR1220 x 2個または同等品(3Vコイン形 x 2)の電池といったいわゆる薄型ボタン電池が用いられている物が
ほとんどで物によっては電池交換により半永久的に使える物から内蔵電池が無くなったらそこまで、、、という
1回使い切りモデルなどがあります。

だいたいの平均寿命として約10時間前後の連続点灯が可能!となっており、何と言っても魅力はリーズナブルな上、
通常1〜5個以内の小型LEDライト装備なのにも関わらず光らせたい物に至近距離から約10秒程の照射するだけで
グリーンやピンクの発光玉をかなり強力に発光させてくれます。

また、通常のライトに比べて大幅に蓄光時間が短縮できると共に発光時間、発光輝度もUP!そしてめ〜っちゃ軽い。







サイズ的にもピンオンリールにぶら下げれる大きさなので嵩張らず機動性に優れていると言えます。


しかしながら、この手のコンパクトモデルの欠点?を挙げるなら衝撃および水に非常に弱いというのが挙げられ、
不意に落してしまったやらまとまった雨に打たれてしまった、、、といった後には、壊れて発光しなくなったりと
説明書きにはタフ!と書かれていても実際には想像以上に弱かったりするのが特徴。

すぐに物を無くしてしまう、壊れたらすぐ買い替えてといった考えの人向きって感じでしょうか?




次にご紹介するのが、本格モデルと言いますか細部に至るまでしっかり頑丈に作られているモデルでこちらは先の
コンパクトモデルに比べて大きさも大きくかつ、やや自重もあります。

ただ、全体的に作りが頑丈なので完全防水とはまではいかなくても、それなりの水濡れには耐えれる仕様となって
おり、また電源供給も単3電池、単4電池数本と大容量の電池を用いた本格仕様で当然ながら必要照射時間もカメラの
フラッシュの如く1秒以下の一瞬!


その発光威力もコンパクトモデルとでは比べものにならない程折り紙つきと言えます!







こちらの発光方式はコンデンサに蓄積されたエネルギーを瞬間的に印加、放電することで大光量のパルス光を発生
させることができるXe管光源(キセノンフラッシュランプ)を用いており、カメラ、ビデオ撮影などで用いられている
ストロボなどと一緒に分類される光源です。

ど〜しても写真にあるような大きさとなってくるので、さすがにピンオンリールに取り付けて、、、というのは
不可能ですのでベストなどのポケットや小物BOXに入れての携行となりますが、電池を交換する事により長く
愛用できるのが魅力かな?少々お値段が張っても買い替える必要が無く、また時間を掛けずに確実に発光玉を
MAX状態に発光させたいという方にはこちらがベストかと。


せっかくチモトに発光玉を付けても光ってないと全然意味ないですよね?


わたくしめも以前はそこまで気に留めてなかったのですが、これらのUVライトを使うようになってからその絶大な
威力に圧倒されチモトの光源についても重要視するようになりました。特に夜戦やデイタイムでも深場を狙う時が
多いので、気持ちの問題かもしれませんが今となってはJCAにとって欠かせない必需品となっておりますよぉ。