JCAが愛用中の沈め用バケツは「18cm EVA丸バケツ」で、ユムシが逃げないようにチャックで開閉が可能な
メッシュ蓋が装備されているもの!これに30匹以上はまとめてキープできます。
小さいものからデカいサイズまでいろんなバケツを試してみましたが、この18cmのが最もコンパクトかつ
1個あたり最大50匹収納可能とベストでした。水汲みバケツと一緒に入れても全く嵩張らず2個持参すれば
100匹は海に沈めておけるという便利アイテム。
こんなミニバケツだけで「ユムシ」を長期間元気に保存できるなら超〜楽チンちゃいます!?
さてさて、沈め方はと言いますと、、、
ただ単にバケツを海にほ〜り込むだけ!
なんですが、これだけじゃちょこっと寂しい記事になっちゃうので詳細をと。(笑)
@ 戦場に到着したらすぐに新鮮な海水を汲んでユムシが元気なうちに50匹を上限にポンポンと
ほ〜り込んでいきましょう。気持ち良さそうにユムシちゃんが泳ぎ始めます。
※ 注意点としては、バケツにほ〜り込んだ時点で水面にずっと浮くよ〜な個体は
取り出して優先的に使ってゆきます。
A 作業が終わればメッシュ付き上蓋のチャックを閉めて海に投入!
ポンピングして中の空気を抜き、上からバケツが目視できるくらいの深さで固定。
沈めるロケーションはできる限り潮通しの良い場所がベストですが、あまりにも潮流が
早いってのも考えものなので場所選定は慎重にしましょう。ただし赤潮や極度に
水質が悪い場合はクーラーで保存してるほうがマシですよん!
※ また、潮位差も考えておかないと干潮時に首吊り状態になりますしねぇ、、
この点、浮き桟橋なんかは潮の干満の影響を全く受けず一定なので安心ですわ。
B 最後にJCAの場合、急遽場所移動という事態も想定して道中ユムシを入れて
持参してきたヒル石入りパックを 2、3個取っておくようにしております。
東北〜北海道で言うエラコと同じ管理法ですわ。
海水温がお湯のよ〜に高すぎる時は例外も生じますが、常に潮が循環している状態な為、ユムシは元気元気!
使う分だけ、もしくは少し多めに取り出して海水の張ったタッパーに入れて使っていくようにすれば手際よく
かつ、いつも新鮮なエサを投入できて大物捕獲率アップ間違いなし!?エアレーションの観点からもタッパーみたく
定期的な海水交換も不要でクーラー内もスッキリですからお勧めですよん!
■ vol.1: チモト装飾も動いてては
■ vol.2: チモトの発光玉
■ vol.3: 本コウジ&ユムシの管理法
■ vol.4: アオイソメを大量長期保存
■ vol.5: ウミケムシ駆除法
■ vol.6: 夜光虫にご注意を!
■ vol.7: ヒトデの活性について