詳細データ
全長 | 175〜185cm |
モトス | 150cm (40 : 65 : 45) |
エダス | 13〜15cm |
ハリス | 30〜35cm |
使用シンカー | 遊動式L型天秤 |
→ 仕掛け詳細図 (A4)
仕掛けキーポイント
● JCAの遊動式吹き流し仕掛のスタンダードモデル
● モトス部にナイロンラインを使う場合はできるだけコシがあってしっかりした物を選ぶ
● 戦場、使用するエサに応じて装飾や針の種類を調節する
● エサ取りが湧いてる場合にはオールブラック&装飾ナシも検討
JCAの愛用している幾つかの“遊動式吹き流し仕掛”の基本なるようなモデルで、モトスからハリスに至るまで
市販されている仕掛けなどと比較するとかなりロング仕様なのが特徴。専らこのバージョンに関しては大型のキス、
ノドクサリといった警戒心の強い魚、またエサが底を自然に這っているような演出に実績があるターゲット用に導入
しておりますが、この仕掛けの各部位の長さ配分を変えていけばカレイや他様々な作戦用として愛用している
同じ吹き流しスタイルに派生して行ってると言えます。
確実に底へ仕掛けを這わせたいと考えるカレイ用の吹き流し仕掛と大きく異なってる所はモトスとハリス連結部の
構造で、カレイ用ではここも1つの支軸となるようローリングサルカンをかまして重さを加えているのに対し、
この仕掛けではオーソドックスなチチワ連結を用いて、その上から比重の軽い硬質プラパイプなどを被せただけの
仕様となってます。これは仕掛けの自重を出来る限り軽くして潮流などの影響をあえて受けやすいよう = 海底に
おいて仕掛け、エサがより自然な動きをしてくれたらという目的があるからです。
しかしながら、上の写真に掲載しているサンプル仕掛けのエダス取り付け部には金属製のラインガードスリーブを
導入しており軽量化?という概念には反しているようにも一見思えますが、特に夜戦などで大型のキスを狙う時には
外道で50〜60cmクラスのマダイが来てみたり、他ヘダイ、イトヨリダイなど重量があり、強い締め込みを見せる魚
が来る可能性もありそれらに対しても余裕を持って対応できるようエダス連結部にスイベルを用い、それをしっかり
支える為にラインガードスリーブをという選択。
もちろんそのような外道の心配が無い、また万が一来たとしても捕れなくてOKと考えるのであれば、エダスの
取り付けにおいてもハリス部同様、チチワ連結&その上からプラパイプを被せるという方法を採った方が更に軽量化
が図れ、海底においての仕掛けの自然性はより高めれるのかと思います。
作り方